経常赤字 deficit in the current account 2004 9 16
今日(9月16日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「アメリカの経常赤字 市場の懸念要因 IMF報告書」
「世界経済の順調な回復を受けて、国際金融システムの安定性が増しているものの、
アメリカ経常赤字の拡大に伴うドル急落の懸念が残ると強調。」
「年間5300億ドルに上るアメリカ経常赤字を穴埋めするため、
『アメリカへの資本流入を支え続けられるかどうかに懸念が残る』と指摘。」
「アメリカからの資本逃避が、ドル急落の引き金となり、
国際金融市場に打撃を与えかねないと分析した。」
これは、重要なことなのですが、新聞記事の扱いは、
小さな記事で、紙面の下の方に掲載されていました。
この問題については、とりあえずは、大丈夫だろうと思っています。
ドルが基軸通貨である限り、何とかなるでしょう。
しかし、基軸通貨がユーロに移動していくと、そういう心配が発生します。
また、アメリカが、世界各国から、非常に嫌われると、
そういう心配が、現実のものとなるでしょう。
文化の違い culture gap 2003 6 23
今日(6月23日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「住宅担保に消費者ローン」
「家計、金利負担増の懸念」
「アメリカで、住宅を担保にした消費者ローンが急増している。」
「ただ、同ローンは大半が変動金利であるうえ、住宅バブル頼みの色彩も強い。」
「ホーム・エクイティ・ローンと呼ばれる同融資は、
住宅の評価額から住宅ローンを除いた部分を担保にするもので、使途の制限はない。」
これを読んで、さすがに日本人は違和感を感じるでしょう。
このような「アメリカの借金文化」には、ついていけないと感じるでしょう。
「私たちは文字どおり、借りた金と、借りた時間に頼って、毎日を過ごしている」
1985年2月20日、ポール・A・ヴォルカー